遺贈寄付の文化を日本に拡げ
思いやりが循環する社会をつくる
私たち日本承継寄付協会は、思いやりを次世代につなぐ遺贈寄付が、
文化として日本に拡がることで、思いやりが循環する社会をめざして活動している法人です。
(2022年実績)
メディア出演
33回
講演・セミナー参加者
2,476人
助成事業の支援見込額
約19億円超
法人パートナー
140法人
えんギフト送付数
9,147部
少子高齢化が進む日本において、平均寿命も長くなる中で多くの高齢者も高齢化が進んでいます。このまま進むと、2035年には60代以上で相続財産が循環してしまうことになり、金融資産がその中で滞留しています。
全国の50-70代の男女1,000名を対象に実施した「遺贈寄付に関する実態調査2022」(公益財団法人トラスト未来フォーラムの助成)では遺贈寄付を知っている人の75%が「実践したい」と回答しながらも、「やり方が分からない」「情報が少ない」という声も多く、決めるまでのハードルが未だ高い状況です。
遺贈寄付を
詳しく知っている
人の気持ち
75%
遺贈寄付を実践したい
15%
そう思わない
日本国内における年間の相続額はおよそ50兆円にものぼります。そのうちの1%だけでも相続寄付を選択されるようになると、約5,000億円ものお金が毎年次世代にまわる社会を実現することができます。また、寄付した方も満足のいく最期の選択により人生を彩ることができるようになります。
日本承継寄付協会は、遺贈寄付文化を広げるために主に4つの軸で事業を展開しています。
「遺贈寄付したい人」が、安心してこれまでよりも簡単に寄付ができる社会にするための支援をご提供しています。
なお、遺贈寄付したい方が様々な選択肢から選べるよう、本協会では紹介手数料等を頂戴しておりません。
遺贈寄付情報誌
専門家報酬助成事業
遺贈寄付のことなら何でも受ける
遺贈寄付の情報を定期で配信
遺贈寄付を伝える、支援する人のネットワークをつくることで、日本全国に広く文化が拡がることを目指しています。
専門家を日本へ拡げる
地元での循環を促進
遺贈寄付がより広く知られれるための事業を展開しています。
私たちの情報を発信する
テレビやラジオで発信する
遺贈寄付や相続市場をより深く知るための事業を行っています。
遺贈寄付をよりよく知る
猫2匹・犬1匹と暮らしており、普段から、複数の動物愛護団体に寄付やサポートをしています。40歳になり、「人生後半戦に入った」と感じるとともに、「自分が死んだら、資産を家族はどう使うだろう。寄付してくれるだろうか」と考え、遺言作成を決めました。
2年間をかけて、自分の納得できる遺言書を作りました。生前に寄付先を決めないかわりに、動物愛護活動、殺処分ゼロのための活動などの条件を設定し、死後、条件を満たす団体に、寄付が行われる「基金」を設立することにしました。今は自分が毎日頑張って稼いでいるお金がどこにいくのか明確なので、頑張って働こうと思えるし、自分の意思がお金の行き先という形で引き継がれて残る、誰かがそれをケアしてくれるんだなと思うと嬉しいです。
子ども食堂に行くのを孫達が楽しみにしていて、調べてみたら、ボランティアで運営されていました。「私たちはお手伝いができないから少しでも」と遺産の一部をこども食堂に使ってもらえるよう、遺言を作成しました。 子や孫が「おばあちゃん、こんなこと考えてたんだ」といつか知ってくれれば嬉しいです。
父母が築いた財産を父と母が好きに使うのは普通のことですし、亡くなった後でもそれは一緒だと思います。
母親が、自身が亡くなった後のことまで考えてくれていたというのは誇らしいと感じます。
遺贈寄付・承継寄付を文化にし、
誰もが選択できる時代へ